メガネの上手なお手入れ法
お取り扱い法
メガネをかけるとき・はずすとき
メガネをかけたり・はずしたりするときは、必ず両手を使ってください。(写真1)
片手でしますとフレームが歪んだり、レンズが割れることもあります。
特に縁なしフレーム(下だけ縁なしのフレームも含む)の場合注意が必要です。
1
2
メガネを置くとき
メガネを置くときには、写真2または写真3のように置いてください。
レンズにキズをつける恐れがありますので、写真4のような置き方は絶対にしないでください。
3
メガネを拭くとき
レンズを拭くときは縁を押さえるように持ってください。(写真5)
専用のレンズ拭きを使い、レンズをはさむように汚れを拭き取ります。(写真6)
専用のレンズ拭きがない場合は、できるだけ柔らかいテイッシュペーパーを使い
ます。
特に外出からもどったときは、レンズに付着したほこりを落とすために、水洗いを
することをおすすめします。(写真7)
ただし、洗うときに指などで直接レンズを擦らないようにしてください。レンズに
キズをつける恐れがあります。
また、レンズについた水滴はテイッシュペーパーで必ず拭き取ってください。
そのまま放置するとレンズに染みが残ることがあります。
フレームを拭くときには、柔らかい布かテイッシュペーパーを使ってください。
耳にかかるプラスチックの部分は、ていねいに拭いておくと長くきれいにお使い
いただけます。(写真8)
4
メガネをしまうとき
メガネをご使用後は上記の要領で拭いてからメガネケースに入れてください。
ケースに入れるときは、レンズがレンズ拭きに向くようにしてください。(写真9)
そして机の上や引き出し、棚の上などで保管をお願いします。
畳の上や床の上などには絶対に置かないでください。誤って踏んでしまい
大切なメガネを壊す危険性があります。
お手入れ法
通年
一年を通して汚れ、特にレンズの汚れに対処する必要があります。
上記「お取り扱い法3・メガネを拭くとき」をご参考の上、常にきれいなメガネで
快適にお使いください。
春
冬の終わりから初春にかけて、一年で最もほこりがたつ時期です。
外出から帰ったらなるべくメガネを水洗いしてください。(写真7)
ただし、レンズについた水滴は必ずテイッシュペーパーで拭き取ってください。
写真1
写真2
写真3
写真4
写真5
写真6
写真7
写真8
写真9
夏
暑い上に湿度も高く汗ばむ季節。 汗はメガネにとっても大敵です。
汗をかいたらメガネを手まめに拭いてください。
特にテンプル(つる)をたたむところ(蝶番といいます)に汗がたまると
固くなって動かなくなることがありますので、よく拭いておいてください。
水洗い(写真7)も効果的です。レンズの水滴は必ず拭き取ってください。
秋
厳しい夏を乗り切り、疲れているのはメガネも同じです。
フレームが歪んでいたり、メガネがずり落ちたりしていませんか?
快適にお使いいただくために、メガネの総点検にお越しください。
冬
この時期一番気になるのはレンズが曇ることです。
寒い屋外から暖かい室内に入ると「ぱ~」っと曇ることがあります。
対策としては、専用の曇り止めを塗布するのが最も手軽で効果的です。
また新しくレンズを作る際に、曇りにくくする特殊加工を施すことも
できます。